【旧商品】【重要なお知らせ】IFTTTをご利用のお客様は必ずご確認ください

IFTTT 有償化プラン(IFTTT Pro)に対する無償範囲で対応可能なLife Assist設定マニュアル

                                                                                                                           2020年10月2日
                                                                                                                              株式会社LIXIL
                                                                                                                     ZEH推進商品開発部

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本マニュアルの製作背景について

これまでLIXIL IoT ホーム Link 「Life Assist」 リンクコントローラ をご利用されているお客様は、「IFTTT」という無償のIoT連携サービスを利用することができておりました。ですが、2020年9月10日にIFTTT社が新たな月額有償のプラン「IFTTT Pro」を発表いたしました。これまで無限にトリガー(this)とアクション(that)を組合せすることが可能でしたが、アメリカ西海岸時間11月1日以降、無償で組合せできるものは3つまでとなり、4つ以上ご利用されたい場合は、「IFTTT Pro」という$3.99/月のプランへ変更しなければなりません(10月31日までに申し込みをすると最小$1.99/月で同サービスに移行することが可能になります)。

もし、変更されない場合は、よく使われる組合せ3つのみに自動的に絞られてしまうということが新たにわかりました。(発表当初は当面の間はこれまで登録した分についてはそのまま利用できるとしていましたが、その期限が10月31日までとなりました)

LIXILとして、これまで通りにIFTTTサービスを利用いただけるようにするため、これからご説明する設定変更をしていただくことでIFTTT Proへ変更しなくてもよい方法の設定マニュアルを作成いたしました。

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IFTTT無償範囲(Standard)で登録運用できるしくみについて

IFTTTは、有償範囲(Pro)と無償範囲(Standard)の運用が2020年9月よりスタートしました。

これまで通り、月額無償の範囲で【Create】から自由にトリガー(this)とアクション(that)のアプレット(メーカーのチャンネル)を組合せできるのは3つまでですが、各メーカーが標準的な組合せを作成した、【Explore】から選択できる「標準アプレット」を選択すると、制限なく組合せを作成することが可能です。

LIXILのLife Assistユーザー様で多く利用されているアプレットの組合せが下記と①~④なっています。

1 Google Assistantで発話(トリガー)⇒ 単独・複数のEchonet Lite機器 を操作(アクション)

    例)玄関の鍵を閉めて ⇒ 電気錠 施錠

    例)出かける準備をして ⇒ 照明シーン変更(全OFF)、全シャッターを閉じる、全エアコンOFF

2 Google Assistantで発話(トリガー)⇒ 単独・複数の 家電リモコン機器 を操作(アクション) を操作(アクション)

    例)カーテン開けて ⇒ カーテンOPEN

    例)出かける準備をして ⇒ カーテンクローズ、テレビOFF

3 ①と②を同じフレーズにすることで複数のEchonet Lite機器、赤外線家電リモコン機器を一斉に制御
4 位置情報GPSのエリア内に入ったら(トリガー) ⇒ 単独・複数のEchonet Lite機器 を操作(アクション)

    例)自宅の300m圏内に入ったら ⇒ リビングエアコンON、照明ON


但し、1つの標準アプレットで1つの組合せしか登録できないため、よく利用される組合せは下記のように複数の標準アプレットを登録するようにいたしました。

1 Google Assistant(トリガー)⇒ Echonet Lite機器操作(アクション)・・・20種類登録が可能 を操作(アクション)
2 Google Assistant(トリガー)⇒ 家電リモコン機器操作(アクション)・・・20種類登録が可能
3 Amazon Alexa(トリガー) ⇒ Echonet Lite機器操作(アクション)・・・10種類登録が可能
4 Amazon Alexa(トリガー) ⇒ 家電リモコン機器操作(アクション)・・・10種類登録が可能
5 Locationで指定エリアを出た(トリガー)⇒ ECHONET Lite機器操作(アクション)・・・1種類登録が可能
6 Locationで指定エリアを出た(トリガー)⇒ 家電リモコン機器操作(アクション)・・・1種類登録が可能
7 Locationで指定エリアに入る(トリガー)⇒ ECHONET Lite機器操作(アクション)・・・1種類登録が可能
8 Locationで指定エリアに入る(トリガー)⇒ 家電リモコン機器操作(アクション)・・・1種類登録が可能
9 Weather undergroundで風速が上がった(トリガー)⇒ECHONET Lite機器操作(アクション)・・・1種類登録が可能
10 Weather undergroundで雨に変わる(トリガー)⇒ECHONET Lite機器操作(アクション)・・・1種類登録が可能
11 ドア・窓センサーが開いた(トリガー)⇒ 家電リモコン機器操作(アクション)・・・1種類登録が可能
12 ドア・窓センサが開いた(トリガー) ⇒ ルンバ始動(アクション)・・・1種類登録が可能

 

※ 1つの標準アプレットで音声登録は3種類の起動ワードが入力でき、操作できる機器はそれぞれ5つまで選択できます。

※ Life Assist連携デバイスがトリガーかアクションに入っていないと標準アプレットは製作できませんので、その他については各メーカーの標準アプレットをご確認ください。

 

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標準アプレットの登録方法について

これまで【Create】から登録されていたアプレットの組合せを、【Explore】から検索される標準アプレットへ移行する方法について説明いたします。

PCブラウザからIFTTTの設定をされる場合(https://ifttt.com/
注)ご利用はGoogle Chrome ブラウザからのみとなります。(Internet Exploreでは利用できません。)


【作業1】 標準アプレットの検索
    ・トップ画面(ホーム画面)右上の【Explore】をタップし、Explore画面にしてください。
    ・「Taprica」と入力していただき、「Service」を選択すると「Taprica」が画面に表示されます。
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・【Taprica】をタップすると下図のような画面が表示されます。画面中央の 「Applet LIST」を選択してください。

例えば、Google Assistant(音声トリガー)でECHONET Lite機器を操作(アクション)したい場合は

  下図青枠内のLife Assist」タブを選択してください。

1~20を順にタップし詳細設定を行っていきます。


※グラモ家電リモコンを操作したい場合は「Taprica」タブを選択してください。

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・もしECHONET Lite機器をアクションで操作する場合は、「ECHONET」と検索すると、下図のようにワードに関連する標準アプレットが検索されます。

現在「ECHONET」の名称を使っているのはLIXIL 「Taprica」だけとなります。Google AssistantでECHONET Lite機器を操作(1)~(20)を選択し、詳細設定画面に移動します。

お客様の方ですでに設定済のアプレットは、左下に「Connected」と記載されています。

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【作業2】 標準アプレットの詳細設定

ここでは、「Google AssistantでECHONET Lite機器を操作(14)」を例に解説していきます。

・該当タイトルをタップすると、下図のような画面になります。

   画面下部の【Connect】をタップしてください

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※新規登録の場合は、この次の画面でID/Passを求められます。リンクコントローラのID/Passをご用意いただき、入力してください。

・詳細設定画面は下左図になります。
    登録例:「出かける準備をして」と話すと「家中の機器が操作される」

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上図がトリガー側(ここではGoogle Assistant)です。
下図がアクション側(ここではLIXILのTaprica)です。
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全ての項目の入力が完了しましたら、最下部の【Save】をタップしてください。
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【作業3】 標準アプレットの登録完了及び内容確認・編集方法
Saveされると登録が完了されます。
完了すると下部の表示が「Connected」に変わります。
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入力内容を確認したい場合は、下図画面の右上の「Setting」をタップしていただくと、詳細設定画面に戻り、編集・変更することが可能になります。

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【作業4】登録したアプレット一覧の閲覧方法

画面右上の「Home」ボタンをタップすると下図のように登録されたアプレット一覧が表示されます。動作可能なアプレットは「Connected」となっています。
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注)有償プランではないため、無償の標準アプレットではタイトルを編集することができません。
編集したいときに最大20ある類似タイトルが存在するので、どこかにメモをされることをお勧めします。


使いたくないアプレットは「Connected」部をタップすると「Disconnect」という表示に変わり対象アプレットがグレー色に変わり、一覧の下方に移動します。
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標準アプレットは、他社チャンネルでも存在しているためうまく組合せすることで有償プランでなくともIFTTTを利用することが可能になります。

 

説明は以上となります。

 



 

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